投資としてのスナックは儲かるのか?

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初期費用はどの程度なのか?

 スナックを開業しようとした場合、その初期費用はどのくらいなのか?
 法律の知識はありますが、実際にどれくらいなのかの経験はございませんので、ググってみます。
 だいたいずらっと見ていきますと、500万円~1000万円といった金額が目に付きます。ちょっと簡単に投資というレベルではない金額でしょう。
 もうちょっと具体的な情報がないかとさらに、調べておりますと次のようなページにたどり着きました。

 この記事によりますと、スケルトンでの開業でしたら先ほどの金額程度にはかかりますが、居抜きですと、約150万円(8坪)との試算でした。
 150万円でしたら投資としては、可能な範囲となってきたのではないでしょうか。
 ミナミや心斎橋を例に出して解説していただいているので、キタ以外の地域であれば、多少物件取得費あたりが安くなるのではないかと思います。
 リンク先には、他にも有益な情報が掲載されていますので、気になる方はご覧ください。

実際どれくらいの売上なのか?

 開業まではいいけど実際もうかるかどうかが不安なところです。
 こういう業界ですから当然に多くのお店はあるけど、公表されているデータがあるかといえば、ないのが現状です。
 それではあまりにも漠然としすぎるので、次のようなデータを参考にしました。

 これは日本政策金融公庫が発表している「小企業の経営指標調査」です。
 その資料の中から、スナックのページを抜き出して掲載しております。これをもとにして算出してみましょう。

 条件は先ほどでてきた8坪としましょう。
 「店舗面積3.3㎡当たりの売上高」の数字は次のとおりです。

 平   均 990,000円 × 8 = 7,992,000円
 中 央 値 900,000円 × 8 = 7,200,000円
 上方信頼限界 1,321,000円 ×8 = 10,568,000円
 下方信頼限界 678,000円 ×8 = 5,424,000円

  年売上高ですが、結構あるように思えますね。一番下の1企業当たり店舗面積を見ると、25坪から55坪あたりが平均となる店ですから、結構大きめの店のデータです。
 一番上の調査対象数18 黒字かつ~プラス企業数0なのがちょっと不安ではありますが。

 一番下の注釈「風営適正化法に定める許可を得ていないもの」と書いてますのが、行政書士の私としてはショックですが、日本政策金融公庫より借入をする場合でも、許可申請は必須ではないということは、始めてみようという方にはちょっと安心材料になったのではないかなと思います。

 

八条行政書士事務所
行政書士 八瀬 篤行
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